著者紹介 | |
序言 | |
導入・教導職への忠実 | |
第一章 | 人工避妊 |
第二章 | 人工妊娠中絶 |
第三章 | どの時点で人間の生命が始まるのか |
第四章 | 人口過剰の神話 |
第五章 | 離婚・再婚・聖体拝領 |
第六章 | 自然にかなった家族計画・体験者の証言 |
補遺 | |
その1 | ペシュケ神父による倫理学教科書の選択的批判 |
その2 | ウィリアム・スミス師・離婚した「再婚者」の聖体拝領 |
その3 | ジーノ・コンテェッティ神父・「試験管受精」 |
その4 | シスター吉永ユリ・ビリングス排卵法 |
その5 | 電子機器による家族計画 |
引用文献 | |
『フマネ・ヴィテ』研究会のお知らせ |
アントニー・ジンマーマン神父は,1917年10月30日米国アイオワ州ウェストファリアで10人兄弟の4番目の子どもとして生まれました。1946年8月15日神言会司祭として叙階。アメリカ・カトリック大学で1953年神学修士号,1956年神学博士号を取得。名古屋の南山大学で英語の講師,米国イリノイ州テクニーのセント・メリース・カレッジで倫理神学講師,南山大学で倫理神学講師になり,後に教授を勤めています。
ジンマーマン神父は1960年から72年まで日本カトリック人口研究所の所長でした。1966年から69年まで名古屋にある神言会大神学院の院長、1972年から75年まで日本神言会の管区長を経て,1975年から87年まで日本家庭生活連盟の専務理事の任にありました。
その数多い著作から主なものを挙げると「人口過剰についてのカトリックの見方」,「自然な家族計画・自然の道・・・神の道」,「原罪・・・教義が科学と出会う場」,「アダムとエバの宗教」などがあります。その他,種々の雑誌等に少なくとも100編の論文が掲載されています。
米国カトリック学士会,家庭生活推進国際連盟,人口の科学的研究のための国際協会,日本人口学協会の一員でもあります。