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消費者のための

ジョン・ウイルクス B.Phar. M.P.S.

目次

第二版への序言  バーナード・ネイサンソン博士

初版への序言   ティム・アッシャーウッド教授

序文

一章 ピルがどのように作用するか? または作用しないか?   

二章 ピルと子宮頸癌                   

三章 ピルと乳癌                      

四章 ピルと血栓塞栓症、不妊、出生時障害&補遺           

 

以下は原著にあるが本書では省略されている

五章 デポ・プロベラ

六章 ノルプラント

七章 障壁法

八章 排卵誘発剤

九章 RU-486、性交後の避妊とメソトレキセート

十章 ホルモン補充療法

十一章 インフォームド・コンセントと患者優先

文献
用語解説

第二版への序言

ジョン・ウイルクス氏によるこの本は実によく書かれています。特に、経口避妊薬(oral contraceptive=経口避妊薬)(以下経口避妊薬)に関する生理学と薬理学的内分泌学に関して、これは最高の教科書です。その取り扱う範囲も百科辞書的です。倫理的そして/また科学的に経口避妊薬に興味がある人にとって本書は必読の書です。わたしは全面的に本書を推薦します。

ニューヨーク・メディカル・カレッジ産婦人科・臨床講義・準教授

ヴァンダービルト大学客員教授

医学博士 バーナード・N・ネイサンソン

1997年7月

序文' href="wilks0.htm" target="_top"> 序文

過去三十年にわたって、女性が初経から閉経に至るまで種々のホルモン薬を使用することは普通のことになってきました。排卵を抑制する薬があるかと思うとそれを誘発する薬があります。また月経の結果を抑制するかと思うと、それを模写する薬があります。はたまた妊娠を終わらせたりそれを続けさせたりする薬があります。実に、女性の健康のあらゆる側面に対応する薬が存在しています。

これら種々の薬品は、経口避妊薬の場合、オーストラリアだけでも390万処方という膨大な消費があります。それなのに、地方薬剤師としてのわたしの15年の経験からしても、平均的女性はあまりにもこれらの薬品とその長期にわたる効果について知りません。本書はこのような平均的女性を啓蒙して、これらの重要な質問に対する答を提供するものです。

これら薬品の多くに関して、かなりの数の研究が種々の婦人病、特に乳癌と関連があるという結論に達しているのは憂慮に耐えません。

本書中の章の並べ方には二つの方法を使用しました(日本語版は最初の4章だけが緊急に翻訳されました—訳者)。

まず、本書では女性の生殖と性生活をできるだけ忠実になぞろうと努めました。本書は性的成熟に達した女性を対象にして製造販売される薬品、つまりデポプロベラ、ノルプラント、化学的妊娠中絶促進剤、排卵促進剤などについて論じます。

第二に、本書では薬品の使用法とその製造法の類似性に従ってトピックを分類しました。副作用とか死亡率など類似性が少ないために、薬品をそれぞれ解説するより、共通した薬効のある薬品に関する記述を読む方がもっと容易です。ですから、ピル、ノルプラント、デポプロベラは別々の章で取り扱いました。これらはすべてレボノルゲストレルを含有しますが、異なった開発の歴史を持ち、異なった薬品体系に属します。

殺精子法とかコンドームなどの障壁避妊法は、当然、別グループに属します。RU-486とかメソトレキセートなどの性交後避妊剤は、すべて化学的妊娠中絶促進剤であり、性交後に使用されるという理由のために、別グループになっています。HRTと排卵誘発剤は人口避妊薬でも妊娠中絶促進剤でもないので、別の章をもうけました。

最終章の十一章(本書には含まれない)は十章までの主張が、程度の差こそあれ、政府の厚生省、製薬会社、メディアによって根拠なく批判され、矮小化され、無視されているかを提示します。彼らはすでに公にされている研究を歪めたり、無視したりして、特定の薬品とか器具を推奨しているのです。これらの薬品に関する人々の無知の原因はここにあります。同じ理由で本書の存在価値もあろうというものです。