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ネオ・カテクメナートゥスと聖座

新求道共同体には教会の公認が必要
2001年4月17日(EWTN News Brief)

バチカン発、2001年4月17日(CWNews.com)

教皇ヨハネ・パウロ二世はネオ・カテクメナートゥス(新求道共同体)について、教会権威への「従順」が重要であると警告なさった。

教皇のこのメッセージは、信徒に関する教皇庁審議会議長ジェームス・フランシス・スタッフォード枢機卿に宛てた4月17日の手紙の中にある。同枢機卿は、信徒使徒職運動を公的に認可する新法令制定準備の最高責任者である。

これらの規制法令の準備は「微妙な」段階にあったものの、現在それは「最終的段階」に入りつつある、と教皇は打ち明けられた。1967年、スペインの信徒キコ・アルゲイヨが創立したネオ・カテクメナートゥスは、今や世界100ヶ国で活動している。教皇は、このグループが教会権威筋による「簡単な審査」でなく「慎重な識別」による公的認可に備えるべきである、と指摘なさった。

教皇の説明によれば、この審査が必要なのは、この運動の「カリスマが本物であるか否かを判定」するためである。このような判定はカトリック教導職の務めであり、その成功とか創始者のカリスマとかに関係なく、どのような信徒運動も「教会の牧者に従順」である義務から免除されることはない、と教皇は付け加えられた。

参照  http: //hvri.catholic.ac/mulberger.htm

17-Apr-2001 -- EWTN News Brief