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1995年女性に関する国連北京会議参加者に送られた

マザー・テレサからのメッセージ

親愛なるお友達の皆さん、

北京で開かれる女性に関する第四回国連会議に出席なさる全ての方々のために、わたしは神の祝福を祈ります。わたしは、この会議の結果、全ての人たちが、神の計画における女性の特別の位置を知り、愛し、尊敬できるようになることを希望します。そうすれば、みな自分の生活の中で神のこの計画を実現できるからです。

ある人たちは男と女が同じであると言い、男女間にある美しい違いを否定しようとしていますが、わたしにはなぜか理解できません。神の全ての賜物はよいのです。しかし、それらは全てが同じ訳ではありません。わたしがしているように、自分も貧しい人たちに仕えたいという人たちに、わたしはしばしばこう言います。「わたしができることは、あなたにはできません。あなたができることを、わたしができるわけはありません。しかし、わたしたちは一緒に、神様のために何か美しいことができます」男女の違いについても同じことです。

神はわたしたちを、一人一人の人間を、より大きな目的、つり、愛し、愛されるために、創造なさいました。しかし、神はなぜわたしたちを男性と女性に造られたのでしょう。それは、女性の愛は神の愛の一つの似姿であり、男性の愛は神の愛の、またもう一つの似姿だからです。両者とも、愛するために造られましたが、両者の愛し方は違います。男女は互いに補い合います。どちらかが別々に愛するより、共に愛するとき神の愛をもっと力強く示すことができます。

女性に属する愛の特別な力は、女性が母親になったとき、もっともはっきり示されます。母性は、神が女性に下さった賜物です。

男女を問わず、世界中の人々にこれほど大きな喜びをもたらすこの大きな賜物を下さる神様に、わたしたちはどんなに感謝しなければならないことでしょう。それにもかかわらず、わたしたちは神が下さった母性という賜物を、特に、人工妊娠中絶の悪、また仕事とか地位の方が愛すること、自分を他者に与え尽くすことよりも、もっと大事であると思うことによって、壊してしまうことができます。どんな仕事、計画、所有物、いわゆる「自由」という思想も、愛に取って代わることはできません。ですから、母性という神様の賜物を破壊するものは、たとえそれが何であっても、神様が女性に与えたもっとも尊い賜物——女性として愛する能力——を破壊します。

神様は「自分のようにあなたの隣人を愛しなさい」とおっしゃいました。ですから、わたしはまず自分を正しく愛し、それから、同じようにわたしの隣人を愛することになります。しかし、神様がわたしをお作りになっているようなわたし自身を受け入れることができなければ、どうして自分自身を愛することができるでしょうか。男女の間にある美しい違いを否定する人たちは、神がお造りになったありのままの自分自身を受け入れていません。だから、このような人たちは隣人を愛することもできません。彼らがもたらすのは、分裂、不幸、世界平和の破壊だけです。例えば、私が常々言っているように、人工妊娠中絶は現代世界最大の破壊者です。そして、男女の違いをなくしてしまおうとする人たちは、皆、人工妊娠中絶に賛成です。

 死と悲しみの代わりに、平和と喜びを世界にもたらしましょう。そのために、わたしたちは神にその平和の賜物を願い、お互いを、神の子供である兄弟姉妹として受け入れることを学ばなければなりません。わたしたちは、子供たちが愛し、祈ることを学ぶ最良の場は、両親が愛し、祈る姿を見ることのできる家庭であることを知っています。家庭が破綻し、バラバラになってしまうとき、多くの子供たちは愛し、祈ることを知らずに育ってしまいます。このように、破壊されてしまった多くの家庭を抱え込む国には、多くの問題につきまとわれます。特に富んだ諸国で、わたしは子供たちが、自分は愛されていない、拒否されているという感情から逃れるために、麻薬などに犯されているのを、しばしば、目にしています。

しかし、家庭が強く、互いに結ばれているとき、子供たちは父母の愛の中に神の特別な愛を見ることができます。そういう子供たちは自分の国を愛に溢れる平和な場所に変化させることができます。子供は家庭にとって神の最大の賜物です。子供は父親も母親も両方とも必要とします。それぞれが、自分だけができるやり方で神の愛を示すことができるからです。共に祈る家庭は共にとどまります。そして、もし、彼らが共にとどまるなら、彼らは、神が彼ら一人一人を愛されるように、お互いを愛することができるでしょう。そして、愛の業は、常に、平和の業です。

ですから、皆さん、心の中に愛する喜びを持ち、出会う全ての人々とこの喜びを分かち合うようにしましょう。全ての参加者のため、また北京会議が助けようとしている全ての女性のために、わたしは、お互いに愛と平和のうちに生き、わたしたちの家庭とわたしたちの世界を、神様のために美しくすることができるよう、一人一人が、マリア様のように、謙遜そして清らかであるように、祈っています。

祈りましょう。全てが神の栄光と魂の善になりますように。神様があなたたちを祝福して下さいますように。

                                マザー・テレサ