健康管理に関するヴィクトリア支援グループ
より優れた生活の質を目指して
職業別電話帳・健康とフィットネスの項に掲載されている
自然にかなった選択
薬品とか器具無しの家族計画ならビリングス排卵法に限る
オーストラリアの某新聞からの切り抜き
不妊に悩む多くの夫婦が、ビリングス家族計画センターの世話になります。ビリングス排卵法は、産児制限の手段として、おそらく、もっともよく知られていることでしょう。しかし、不妊に悩む多くの夫婦は、受胎を可能にする手段として、この方法を学んでいるのです。
ヴィクトリアのビリングス排卵法委員会によると、相談を求めてくる夫婦の5O%は、受胎することを望みます。その中のl5%は、試験管授精などのプログラムからの転向者です。そしてその3分の1近くが、そこでビリングス排卵法を学び、妊娠を達成しています。
これらのプログラムからの転向者でないそれ以外の夫婦の35%の中80%が、希望通りに妊娠しています。
妊娠を避けるという点でも、この方法は成功を収めています。調査によれば、その成功率は99%になるといわれます。この数字は、避妊ピルによる方法と同じであり、コンドームとかダイアフラムなどの障壁法よりも優れています。
容易に習得できるこの方法で、女性は初潮から閉経に到るまで、自分の生理周期の妊娠可能期間を識別することができます。30年前、メルボルンの二人の医師エヴェリンとジョン・ビリングス博士によって開発されたこの方法は、薬品も器具も必要とせず、母乳養育中でも安全であり、どの宗教を信じる夫婦にとっても受け入れやすいものです。
ヴィクトリアのビリングス排卵法委員会は、市民団体、学校、保健関係者などを対象に啓発活動を行っています。免状を所持したビリングス排卵法教師はオーストラリア各地のクリニックで、希望する夫婦を指導します。メルボルンでは、大病院内とか、セント・アルバン市民保健センターのような公的な場所に、クリニックがあります。
「カレン」は、なかなか妊娠できないので、ビリングス排卵法教師に相談することにしました。彼女も主人の「トム」も医師から徹底的な検査を受けていました。その結果、不妊の原因は皆無であるように見えると診断されていました。
フイツツロイにあるビリングス家庭生活センターで、カレンの指導者は、彼女のチャート上で、排卵を示す徴候の推移を説明しました。その知識で、カレンとトムは、次の生理周期で、早速、妊娠を達成できました。
時として、妊娠は上記の例のように、とても簡単です。しかし、そうでない場合も往々にしてあることは事実です。
それでも、普通、6ヶ月続く講習中、ビリングス法のボランティアたちは、助力を必要とする夫婦を励まし、自信を与えます。ビリングス・センターは結婚準備教育のプログラムも提供しています。
詳細はTel 948-1722または1800-335-860