苦しみの玄義

第一玄義 この一連を献げて、主がゲッセマニの園にて死するばかり憂い給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて罪を痛悔する恵みをこいねがわん。
第二玄義 この一連を献げて、主がむち打たれ給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて罪を償う恵みをこいねがわん。
第三玄義 この一連を献げて、主がいばらの冠をかむらせられ給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて侮辱を恐れざる恵みをこいねがわん。
第四玄義 この一連を献げて、主が十字架を担い給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて苦難を甘んじ受くる恵みをこいねがわん。
第五玄義 この一連を献げて、主が十字架にくぎ付けにせられて死し給いたるを黙想し、聖母の御取り次ぎによりて救霊の恵みをこいねがわん。