国立天文台 成相恭二
リンク許可 — ラ・サール・ネット運営委員一同(5/12/2000)
以下の文は成相明人のものです。
鹿児島ラ・サール高校同窓会ネットで、ハワイ国立天文台スバル望遠鏡に関する弟の講演と、スバルで撮影した天体写真集を見つけ、ラ・サール・ネット運営委員会の許可を得てリンクをはらせていただきました。そこには懐かしい恩師山口志摩雄先生の写真もあって驚きました。私事で申し訳ありませんが、弟の進路に多大な影響を与えた山口先生は、実は、わたしの人生も変えた方でした。ラ・サール高校在学時代、わたしの希望は百姓になることでしたが、それを聞きつけた先生は、ある日わたしを呼んで諭されました。「成相君、百姓の仕事は君でなくてもできるんだから、君は君にしかできない道を進み給え」。若いころ素直だったわたしは、あっさり進路を変更して、ついにはカトリック司祭になる道を選ぶことになりました。人生とは面白いものです。尊敬する先生から習った地学には、天文学も含まれていましたが、何しろ尊敬する先生の科目とあってよく勉強し、自慢じゃないがいい成績をいただきました(失礼、自慢しているか!?)。
地学部のキャプテンとして校舎屋上にあった天体望遠鏡の管理を任され、屋上階段の鍵を保管する身になったわたしには、星が見えるはずのない昼間でも悪友どもからしばしば声がかかったものです。「成相、今、下の海岸に女子高生が来ちょっど(来ちょっど=来てるぞ)。天体望遠鏡で連中を見っが(見っが=見ようぜ)」。何しろ、天体望遠鏡ですから、盗み見された女学生どもは逆さに見えたはずです。いや、こんな話しは本題と何の関係もありません。早速、講演とスバル望遠鏡による美しい画像をご覧下さい。ダウン・ロードには両ファイルとも少々時間がかかりますので、ご承知下さい。
タイトル・バナー提供 — 鹿児島ラ・サール19期卒、ラ・サールネット運営委員鶴田陽和(はるかず)さん